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vol.12 | 2022年5月6日
vol.12 | 2022年5月6日
誕生から110年の時を経て、映画の魔術師・メリエスの名作の幻のカラー版発見!
『月世界旅行』
天文学会のメンバーである6人の学者が、月世界旅行を企てる。巨大な砲弾に乗って彼らは月に着陸する。
そこは、見たこともない景色が広がる奇妙奇天烈な世界だった。探索の途中で、彼らは異星人の襲撃を受ける。奮闘むなしく生け捕りにされた彼らは、月の王に差し出される。
果たして彼らは無事に地球に戻れるのか-。(公式HP参照)
監督:ジョルジュ・メリエス
1902年製作/フランス/15分32秒
配給:エスパース・サロウ
『メリエスの素晴らしき映画魔術』
本ドキュメンタリーは、映画創世記に、誰よりも映画を愛し、その可能性を追求した映画の父-ジョルジュ・メリエスの成功と挫折の人生を、彼が生きた時代背景と共に追っていく。
そして、偶然見つかった幻のカラーフィルムから始まった『月世界旅行』のリストア作業全工程と、トム・ハンクス、ミシェル・ゴンドリー、ジャンピエール・ジュネ等へのインタビューを通して、今もなお多くの映画人を魅了しているメリエスの映画魔術に迫る。
監督:セルジュ・ブロンベルグ、エリック・ランジュ
2011年製作/フランス/63分
配給:エスパース・サロウ
フィンランドの知的障害者4人で結成されたパンクロックバンドの日常を追ったドキュメンタリー。それぞれ知的障害を抱えたペルッティ、カリ、サミ、トニが結成し、4人の個性がぶつかり合うパンクロックバンド「ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト」は、施設や社会への不満をシンプルかつパワフルな音楽で表現し、障害者や健常者の垣根もなく聴衆を魅了している。そんな4人の練習風景や仲間同士のケンカ、結婚、失恋、CDデビュー、海外公演などを追いかけ、彼らの魂の源泉をたどる。日本では2013年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映され、観客の選ぶ「市民賞」を受賞している。
監督:ユッカ・カルッカイネン、J=P・パッシ
2012年製作/85分/フィンランド・ノルウェー・スウェーデン合作/原題:Kovasikajuttu
配給:エスパース・サロウ