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シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』
シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』
2022年に開館し、少しずつ育ってきた地域や作品、観客との関係の輪。これをさらに開いていきたい。継続的にしていきたい。このために当初の目標の1つ、”コモンズ”を実現したい。第一歩として、『K2』の会員コミュニティ「PARTY」のメンバー募集をスタート。これを基盤に、この場から新しい文化をつくりだしていきます。
コミュニティに参加するはじめに
はじめまして、シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』です。
2022年2月に開館したシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』は、お陰様で日々多くのお客様にお越しいただいています。
立ち上げ時にはクラウドファンディングで本当に多くの方に応援をいただきました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
これまでの運営を通じて、様々なイベントやハプニングもありました。その度によりよい映画館体験をお届け出来るように日々改善と挑戦を続けています。
そんな中、今回新しい挑戦を行います。それは、開館に向けたクラウドファンディングのときにも掲げましたビジョン「”コモンズ”としての映画館」のサスティナブルな実現です。
▼詳細は是非下記をご覧ください。
https://motion-gallery.net/projects/k2-cinema”下北沢という街の文化のつくり手として、街の人が参加者になる。 消費者ではなく当事者を生み出す場所となることで、新しい才能も生まれてくると期待しています。結果、映画人口の拡大の実現にも寄与していきたいと思っています。”
下北沢という”まち”に開く映画館として、映画の面白さをお届けしつつ、”まち”との接点をつくっていこうとしている我々の取り組みとして、この1年間、まちから生まれた映画の上映や、下北沢のプレイヤーと連携した上映を行ってきました。
映画の上映前に、鑑賞マナーを呼びかける「マナー動画」での取り組みもそのひとつ。
下北沢に居を構える、飲食や音楽、ファッションなどに関わる様々なお店のスタッフの方々にご出演いただき、鑑賞マナーとともに映画観たあとの来店を呼びかける動画を製作し上映しています。駅直結のシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』だからこそ、下北沢外から来た方がそのまま駅に直帰するのではなく、そこから更に街の中にダイブしていただきたい。下北沢をたのしむきっかけを作っていきたい。そんな想いで取り組んでいます。
開館から2年経ち、これから更にこの輪を開いていきたい。そしてその輪を継続的にしていきたい。そのために今回このBASICで”コモンズ”の基盤を皆様と作っていきたいと思っています。
今回の『K2』の会員コミュニティ「PARTY」のメンバー募集では、
①1人でも多くの方に「PARTY」にご参加いただくことで、コロナ禍で生まれた新しいミニシアターの運営基盤を支えていただく
②安定した運営のもとで「”コモンズ”としての映画館」をゆるやかに実現する
の2点を目的にしています。
文化をたのしむみなさんと、コモンズをともに育てていけたらと願っています。
『K2』とは
シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』は、
下北沢という文化の”るつぼ”のような街を背景に、
様々な文化と接合し時代を超える価値を街にひらいていく映画館を目指し、
2022年1月にオープンしました。
演劇、ライブハウス、サブカル、呑み文化の聖地、下北沢。
ここに、多種多様なそれぞれの文化を愛する人たちが集う場所をつくる。
それは、まさに文化やまちの結節点をつくろうとする試みでもあると思います。多種多様な文化が混じり合う映画を、多種多様な文化が混じり合う下北沢で、発信・共有するようなチャレンジをしていきたいと思っています。
<アクセス>
シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』は、小田急線 下北沢駅 南西改札口から徒歩0分にある商業施設 「( tefu ) lounge」の 2Fにあります。
駅からシモキタ - エキマエ - シネマ『K2』までの進み方はこちらです!
https://k2-cinema.notion.site/38c161fc733d4169aec0123cef57f6bf
<館内>
シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』は、1スクリーンで運営しています。席数は71席です。少し広めでふかふかのシートの評判はとても高いです!
オールナイト上映でも、気にならずに映画に集中できる!気がします。
<CAFE>
お隣には、おしゃれなカフェ「grass」さんがあります。とっても素敵なスペシャルティコーヒーやドリンク、軽食などがあります。映画を見る前に一息、映画のおともに、もしくは見終わったあとに友人とお茶したり。一層映画体験が楽しくなる空間になっていると思います!
https://www.te-fu.jp/shimokita/lounge
これまでの『K2』の歩み
「コモンズ」としての映画館を目指し、2022年1月20日(木)シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』はオープンしました。
コロナの到来は、映画館また文化事業にとってとても厳しい試練でした。
そんな中で実施した、開館に向けてのクラウドファンディングでは、多くの映画ファンや映画コミュニティの温かい応援に支えられシモキタ-エキマエ-シネマK2は無事にオープンする事が出来ました。
<こけら落としとなったのは『偶然と想像』>
『K2』の記念すべき杮落とし上映となった作品は、濱口竜介監督『偶然と想像』。
濱口竜介監督初の短編集であり、3つの短編からなる本作は、第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞 を受賞するなど大きな話題を呼び、開館したばかりの『K2』には連日多くの観客にご来場いただきました。
このタイミングで同時に上映していた作品には、同じく濱口竜介監督作品である『ドライブ・マイ・カー』がありました。この『ドライブ・マイ・カー』は、第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞を含む計3部門受賞に続き、第94回米アカデミー賞 国際長編映画賞を受賞しました。この時、『K2』にはミニシアターの関係者有志が集まり、アカデミー賞授賞式をリアルタイムで見守りました・・・!多くの取材メディアとともに固唾をのんで見守っていた中、国際長編映画賞受賞が発表された時に起きた歓喜の声が今でも忘れられません・・!
https://www.youtube.com/watch?v=InbiNo3lsV0
下北沢に誕生したばかりの新しい映画館が、これまで長い間の歴史を積み重ねて来た関東のミニシアターの方々、そして世界へとつながったように感じる1日でした。
そこから早いものでもう2年です。
これまでの間に、『K2』では邦画洋画/新作旧作問わず、たくさんの素晴らしく魅力的な作品を上映させていただくことが出来ました。映画の魅力を多くの人にお伝えすることが出来たことを、とても嬉しく思います。
<『K2』から世界へ初公開!封切り作品>
そんな中でも、出来たばかりの映画館にも関わらず、『K2』で封切りの作品もたくさん生まれました。作品がまさに社会に放たれる瞬間に立ち会わせていただける、そして我々からも映画を発信していくことも映画館の醍醐味でもあるなと我々一同感じています。これからもより一層その作品の魅力を伝えられる映画館として成長していきたいです。まさにそれを「PARTY」の皆様とともにつくっていきたいと思っています。
<特集上映も企画!>
同時に、日本国内の作家にフォーカスし、その作家性を過去作とまとめて一挙に見る、まさに点から面に映画を捉えることができるような特集上映を不定期に企画し開催しています。
『偶然と想像』の公開を記念した、#01「濱口竜介監督特集上映」では、濱口竜介最新作『偶然と想像』までの濱口竜介の歩みをたどる監督作をセレクトし特集上映しました。その後も、
映画『街の上で』をはじめ下北沢に縁が深く、そして演劇と映画の枠を超えて活動する今泉力哉監督の最新作『愛なのに』『猫は逃げた』の公開を記念した#02「今泉力哉監督特集上映」、
多岐に渡るジャンルの作品を監督・制作し注目される映像作家関根光才監督の『K2』封切りとなる新作『ZENON』の公開を記念した#03「関根光才監督特集上映」、
異例の大ヒットとなったデビュー作『今、僕は』以降、常にその動向に注目を集めている竹馬靖具監督の新作『の方へ、流れる』の『K2』封切り公開を記念した#04「竹馬靖具監督特集上映」。
今後もこのような作家性を掘り下げて映画体験を拡張するような特集上映を、多角的に取り組んでいきたいと思っています!
<オールナイト上映企画「ビバークシネマ」>
「下北沢に不定期で出現するオールナイト映画館」と銘打って、昨年末よりスタートしました。「ビバーク」は「山中で緊急に夜を明かすこと」を指す山の言葉。映画作品を観る場所の頂を目指したいという想いも込めた「K2(8000m峰14座の1座)」とかけて、下北沢をたのしむみなさんの、夜を惜しむ気持ちを受け止める場所として開催しています。
<短編製作を支援する「Short Film Biotope」>
「Short Film Biotope」は、短編映画が本来持っている”新しい才能が育まれる可能性”を拡げると同時に、そこに横たわる課題を解消する為の新しいプログラム。クラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」での資金調達と、下北沢の映画館『K2』での劇場公開とをつなぎ一気通貫でサポートすることで、短編映画制作に新しい生態系を生み出し、インスピレーションに溢れた作品を世界にもたらし続けられる土壌をつくることで、これから世界に羽ばたこうとされている映画制作者をサポートしていきます。短編映画『Funny』を上映したことから生まれたこの新しいプログラム。短編映画をトータルで支援していくことで、よりサステナブルな映画製作環境、そして若い才能が飛躍する舞台を作っていきたいと思っています。
<雑誌の製作>
映画文化を通じた”学び”自体を広めていくことにチャレンジしたいと、映画館として珍しい取り組みとなる「雑誌」の発行にチャレンジしています。
まだまだこれからのチャレンジですが、映画文化やその魅力を、映画館ではなく書店からも広げていきたいと思っています。今後の動きにご期待ください!
MAKING00号:https://shop.k2-cinema.com/products/making00
MAKING01号:https://shop.k2-cinema.com/products/making01
コレクティブが目指す価値観
我々『K2』とK2会員の皆様がでつくる「PARTY」は、文化のコレクティブです。このコレクティブとしての「PARTY」で、未来の”街の映画館”のモデルを作って行きたいと思っています。
下記でも書かせていただきましたが、実際にミニシアターの運営を行ってみて痛感するのは、街に根ざしたアートハウス(ミニシアター)の社会にとっての重要性そして期待感と、それと相反するような構造的な継続性の困難さでした。
始めからわかっていた「利益が出ない」ことに対しても、少しだけあった「もしかしたら」が無いと痛感しています。この先に見えるのも、10年単位で来る設備投資タイミングでの行き詰まり。なぜミニシアターが定期的につぶれていくのかを肌感を持って痛感しているところです。
参考)https://comemo.nikkei.com/n/n5b4ec342b538
2020年に、大高をはじめとしたK2を運営するInclineメンバーも発起人として参加して実施した「ミニシアター・エイド基金」で、3億円を超える「ミニシアター存続」への投票が行われたわけですが、この基金でコロナ禍という一時的な危機に対して重要なパッチを当てられた思いとともに、この永続的な経営を揺るがす構造的な問題という全く別の種類の危機にもメスを入れ、何かそれを克服する事を可能にするモデルケースを作らなくてはいけないと考えてもいました。
海外はどうやってアートハウス(ミニシアター)が永続的に運営されているのか。それは助成金が大きいと聞いています。興行でもあるが文化でもありそしてその文化や公共的側面が強いアートハウス(ミニシアター)では、その様な構造的な解決が必要だと思います。しかしそれを待っているだけでは実現しないことが我々にはあります。それは「”コモンズ”としての映画館」です。まずは開館してから1年、安定した運営や様々な仕組みを確立することに費やして来ました。それによって土台がやっと出来てきたと思っています。ただここから更に「”コモンズ”としての映画館」としてのアクションをとっていくには、お金的な安定や余裕が必要です。上映する作品がヒットするかどうかという勘定から自由になる必要があるからです。しかし、海外の様な補助があるどころか、物価はUPし、最低労働賃金も上がり、ミニシアターの経営環境はここ1年でもどんどんと困難さを増しています。このままでは新しいアクションが取れない・・・。
であるからこそ、今回、下北沢にミニシアターがあることを喜んでくれている皆様に、『K2』の活動に期待をしていただいている皆様に、少しだけ経営を応援していただきつつ、ライトな形でアクションにも関わっていただくようなK2会員を募集させていただき、一緒に模索していただければと思うに至りました。
映画館は様々な関係者に関わっていただいていて、色々と複雑なところもあります。
そこの重みとは別の枠で、軽やかに緩やかに”コモンズ”としての映画館に関わっていただける余白を徐々にでも生み出して行きたいと思っています。オールナイト上映の企画であったり、スニークプレビューであったり、年末の振り返り上映であったり。色々な映画にまつわる事柄を「PARTY」で企画して、「PARTY」メンバーとともに、世の中に映画のおもしろさを発信していきたいと考えています。
『K2』では、新しい映画館の体験を共有いただき、未来の映画館のモデルを作っていく仲間を募集します。是非ご参加お待ちしております。
リターン
「PARTY」のスタート記念として、下記のリターンがセットになった通常590円/月(予定)の「K2 PARTYメンバープラン01」を先着30名限定で390円/月にて募集しましたが、お陰様で1週間で満員となりました。そして、第二弾の募集を70名限定で行いまして、お陰様でメンバーが100名となりました!ありがとうございます!今回100名達成を記念して30名限定で「K2 PARTYメンバープラン02」を追加募集させていただきます。
次回募集では価格や募集人数は変わる可能性がありますので、このお得なタイミングで是非ご参加ください。
メンバーになっていただくと、一般料金に対して最大600円の割引価格で映画をご鑑賞いただけるようになります。PARTYのマイページから表示できるPARTY会員証が「特別鑑賞パスポート」になりますので、以下の流れでご鑑賞いただけます。
<ご利用方法>
1.HPや現地発券機にて、鑑賞したい上映回のチケット種類からPARTY会員料金チケットを選んで購入
2.上映回当日のもぎり時に「PARTY会員証」とともにチケットを受付スタッフへ提示
3.劇場内へGO!
割引料金は、HPに記載のある基本料金(https://k2-cinema.com/fee)の「一般 - Regular」がベースとなります。作品によって割引額が違ったり、基本料金の他の料金(e.g. 高校生料金)の方がお得な場合があります。お得な方をご選択ください。
割引金額に関しては以下となります。ご参考にしてください。
「一般 - Regular」が1,500円以上の上映会は、600円引きでご鑑賞頂けます。
「一般 - Regular」が1,500円未満の上映会は、300円引きでご鑑賞頂けます。
※もぎり時にPARTY会員証をスマートフォンなどの端末でのご提示が必要です。(印刷されたものは無効となります)
※その他の各種割引は併用不可となります。
※一部、割引適用外のイベント、上映があることをご了承ください。
2.「PARTY」限定 特別カフェ利用パスポート
メンバーになっていただくと、マイページからPARTY会員証が表示できる様になります。こちらのPARTY会員証が『K2』のある (tefu) lounge 2Fに同居する素敵なカフェ「grass」の全フード&ドリンクを10%OFFでご購入いただけるようになるパスポートにもなります。
※決済時にPARTY会員証をスマートフォンなどの端末でのご提示が必要です。(印刷されたものは無効となります)
3.『K2』オリジナルミュージック
『K2』が目指す「街の文化の結節点」を形にするために今回の機会を活かして、映画と音楽の交差点として『K2』オリジナルの楽曲制作プログラムを開始しました。
これまで『K2』にお越しのお客様はお気づきかと思いますが、いつも上映開始前に劇場内にBGMを流しています。実はあれ、『K2』のオリジナルの音楽です(上映作品によって例外もあります)。第一弾の2曲も今後映画館で流れますので気になる方は是非上映前に早めにご入場いただいて聴いてみてください。
このPARTYでは、その音源をPARTY会員の皆様限定でシェアさせて頂きたいと思います。映画館以外の場所でも、『K2』や下北沢の空気感を何か楽しんでいただければ嬉しいです。
『K2』オリジナルミュージック第一弾は下北沢でもおなじみ、惜しまれつつ解散したCalmeraのギタリスト「宮本 敦 @atsushi_gt」さん制作の2曲。K2 PARTYのメンバーはこれらオリジナル楽曲をご入手できます。
今後『K2』オリジナルミュージックは、不定期で新しく制作されていく予定です。新しいオリジナルミュージックが『K2』で流れるときには、PARTYのメンバーの皆様にも都度お贈りします。
*『K2』オリジナルミュージックの音源はMP3のデータでご提供致します。
4.オンラインコミュニティ アクセス権
『K2』が運営する、「PARTY」のメンバー向けのDiscordコミュニティにご参加いただけます。
このオンラインコミュニティは、「PARTY」のメンバー同士で映画について語らったり情報共有をする場所です。
オールナイトプログラムの企画などもこちらで行っていきます。
5.オールナイト上映のプログラミング参加(不定期)
「街の文化の共有地」を目指す『K2』として、「街や文化にひらかれた映画館でありたい」ということを当初からの目標としてきました。具体的には、街に根ざし活動している人にも、『K2』の当事者としてときには上映作品を一緒に考えてもらいたいと考えました。当事者として作品を選び、鑑賞する。そこからはきっと、新しい会話が生まれます。映画という表現形態だからこそ、年代、性別、経験などを飛び越えたコミュニケーションを作っていけると信じています。
K2では実際にこれまで、下北沢に根付いている演劇や音楽、ファッション、街のイベントとも連動した上映を行ってきました。下北沢の再開発に関わるような作品を始めとした、場所や環境を立ち止まって考えるための上映イベントも行ってきました。今後もこういった活動は続け大切に育てていきますが、今回はそれを拡げ、『PARTY』のメンバーになっていただくことで、上映プログラム作りに参加いただけるように致します。
対象は、『K2』が2022年12月から開始したオールナイト上映「ビバークシネマ」。オールナイトであればその時だけの特別な上映プログラムを組むことができます。作品の権利処理さえクリアできれば、どんな作品でも上映可能です。
映画を愛する、文化を愛する、街を愛するみなさん。一緒に街の文化を作り、育てていきませんか?
上映してみたいオールナイト企画のご提案を頂いたり、複数の企画が出たときにはメンバーで投票して選んで頂くなど、オンラインコミュニティでオールナイト上映のプログラムを組んで行けたらと思います。
*実際に権利処理の実現性などの問題もあり実施時期や頻度は不定期となります。
6.年末シネマ
その年に一番映画をK2でご覧になったPARTYメンバーの方を1名選出させていただき、そのメンバーの方が選んだ「今年K2で観てもっとも見逃してほしくないと感じた作品」の上映を年末に開催します!
想定されるリスクとチャレンジ
PARTY限定 特別鑑賞パスポート
経済環境の変化、『K2』の運営状況によって、一時的もしくは恒久的に、割引金額の変更や割引の中止などの変更が行われる可能性がございます。
PARTY限定 特別カフェ利用パスポート
先方と『K2』それぞれの都合によって変更や中止となる可能性がございます。
『K2』オリジナルミュージック
アーティストや所属事務所との交渉などによってご提供ができなかったり、次のアーティストが見つからないなどでご提供できない可能性がございます。
オンラインコミュニティ アクセス権
プラットフォーム側の都合によって利用ができないとなった場合、運営が一時的もしくは恒久的に行えない可能性がございます。
オールナイト上映のプログラミング参加(不定期)
作品の権利処理の関係からイベントが組めない可能性がございます。施設、地域との関係などから営業時間に関しての制約が発生した場合には開催ができなくなる可能性がございます。
年末シネマ
感染症の拡大、その他社会的事情、運営的事情によって開催できない可能性がございます。
おわりに
コロナの渦中、『K2』はオープンしました。
ミニシアターにとって大変な逆風の最中でした。
いえ、ミニシアターだけではありません。特に下北沢に関係の深い、演劇、音楽を始めとした表現の世界において、大変な逆風の時期でした。
そんな中、なぜ新しくミニシアターをオープンさせるのか。
それは、映画にはまだまだ多くの可能性が残されていると信じているから。映画館というリアルな場に大きな価値があると思うからでした。
昭和の大量消費の時代をある意味象徴するように、多くの人に効率的に作品を届ける機能が映画館の大きな役割だったのだと思います。時代が進み、テレビが普及、インターネットが普及し、今では誰の手元にも画面があります。テクノロジーによって生活は一変。このところの変化は特に早いように感じます。こんな状況の中、確かに元々の映画館の機能、映画への熱量というのは一時期とはまったく違うものになっているのだと思います。でも立ち戻って考えてみると、時間を共有して映画をみる時間、映画というフォーマットが表現できるもの、これらの価値は、逆にこの時代だからこそ価値を増していると思うのです。ミニシアターという人の顔が見える大きさが、丁度いいのです。
テクノロジーがいかに進もうと、私たちは生身の体で感じ生きている。街の中で活動し、生活している。そういう”大きさ”の中で、『K2』は新しい街の装置となっていきたいと願っています。そこでは共感があり、共感からポジティブなコミュニケーションが生まれて、また新しいものが生まれる。そんな循環を生み出すような装置です。この循環の触媒として、映画に光が当たり、映画の力強さ、底力のようなものが現れ立ち上がってくるのではないかと信じています。
「PARTY」は、これを一緒に育てていくコレクティブです。
これまでにない文化発信拠点をつくりあげるチャレンジです。
ご参加お待ちしています。